お香ひとくち話


スティック型とコーン型のお香

皆さんご存知のお香(直接、火をつけるタイプのもの)には、スティック型とコーン型があります。その形の差は何故あるか、ご存知ですか?

「可愛いから、コーン型にしよう。」と思っていた方、お香の形の意味を考えて、自分の目的に合っていないと、こんなはずじゃなかったということに。

では、コーン型から説明します。コーン型が、狭い空間に早く香りを充満させたい時や残り香を早くつけたい時に使います。使っている間は、少々けむいので薫き終わってから、香りを楽しみます。コーン型1個は、スティック型3本を、おにぎりのように固めたもの。柔らかな香りを楽しみたい時には、不都合。お香は、香りは強い、けむい、時間は短いと不満を感じている方。もしかすると、コーン型ではありませんか?使う場所は、お客様の来る前の玄関やおトイレなどが最適です。変わったところでは、お掃除した車の仕上げに、車内で薫くとタバコの匂いが消えます。

スティック型は、お香の太さは一定ですから、ゆっくりと香りがお部屋に広がっていきます。リラックスして、お香を楽しむ時のお香です。お香はスティック型の場合、使い方に応用がききます。香りの強さを、強くしたい場合は、2本同時に火をつけるとOK。使う場所としては、くつろぐお部屋どこでも。長い時間薫きたい場合は、香炉の中で、お香を『W』字型に組んでいくと自然に火が移り、1時間ぐらい連続して薫くことも可能で、長時間専用のお香渦巻き型を使わなくも大丈夫です。

目的に合わせた形を間違えず、お香を選んでくださいね。

 

香炉と香立て

お香を薫くとき、香炉を使いますか。それとも、香立てを使いますか。最近は、以前より手軽で軽快なイメージの香立て派の方が若い人に増えているように思います。

香立ては、スティック型の場合は、どうしてもホルダー部分(お香を差し込む穴のところ)に、お香の燃えカスが残ってしまいます。数ミリとはいえ、最後まで薫けないのは、香立てを使う以上、しかたないことです。また、コーン型をお皿で薫くと、うっすらとお香の底の部分が薫けずに残ったり、ヤニがぺたっとついたりします。いずれも、お香を完全に薫くためには、酸素が必要であり、一部分でも接触しているとその部分がうまく薫けないために起こる現象です。残ることで、次に使う前には、お掃除も必要になります。

香立ては、見た目の可愛さやインテリア重視で選んで、少しだけお香を楽しむ時のものと考えた方が良いでしょう。お香をある程度たくさん薫く方は、香炉を使ったほうが便利で、手間がかかりません。灰を入れた香炉の中では、お香は全てきれいに薫けます。燃えてしまったお香は、灰になってしまいます。香炉のお掃除は、時々蓋をぬるま湯につけ、洗剤で軽く洗うだけです。

香炉は、口の小さいものは、コーン型専用とお考えください。手を入れられるぐらいの口の大きさがあれば、コーン型からスティック型、うずまき型までなんでもOKですので、使いやすいです。香炉を使う時は、灰を香炉本体にいれますが、お茶碗のようにふっくらとし、口の広いものには深さの半分程度まで。コップのように、細長く口の狭いものは深さの7〜8割程度までを基準にしてください。

香炉、香立ての特徴、用途を理解して、選んでくださいね。

 


 

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